【ざっくり分かる】ビッグデータとはどんなデータ?

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来るべきAI時代の重要なキーワードとして挙げられている「ビッグデータ」。名前のとおり、何やら巨大なデータを扱っているのだろうけども、いったいどんなデータなのか。あなたは説明できますか?

 

実は、このビッグデータはAIとも深いつながりのある重要なデータだったりするのです。今回は、そんなビッグデータをざっくりと理解いただけるように解説します。

ビッグデータは大きな情報

章のタイトルはそのまんまですが、冒頭でも触れたとおり、ビッグデータは大きな情報を示しています。「クラウド」のようなキーワードと同様に定義は曖昧ですが、一般的には通常のデータ管理製品が扱いきれないほどの巨大なデータ群を示しています。筆者は一般のデータとビッグデータを以下のように捉えています。

 

一般のデータ:ソフトウェアが瞬時に処理できる量のデータ

ビッグデータ:一般のデータの集まり。瞬時に処理できないため、分析が必要なデータ

 

例えば、インターネット上のレシピサイトで、今日の晩ごはんのレシピを検索する際に「ハンバーグ」と打てば、一瞬にしてほしい情報(ハンバーグのレシピ)が表示されます。ここで取り扱っているデータ(ハンバーグというキーワードや、レシピの情報)が一般のデータに分類されます。

 

では、ビッグデータはどのように関係してくるかと言うと、前述のレシピ検索の際に、どんな人(ログインしていれば、年齢や性別などが分かる)が、いつ、どんなキーワードで、どんなレシピを検索しているのか?という情報が得られます。

 

これは一回の検索では満足な情報とは呼べず、この情報を一週間溜め込んでいくと「週間でのレシピ検索ランキング」が表示できたり「同じ年代のユーザにおすすめのレシピを紹介(レコメンド)」できたりと、次のアクションにつなげるための分析に繋がります。

 

このように、瞬時に扱えるものではなく、ある程度量を溜め込んで、かつ、分析することで価値を見出せるものがビッグデータと呼べるでしょう。

ビッグデータの種類

ビッグデータの種類は固定されておらず、無数に存在しています。その理由を簡単に解説すると、様々な情報を分析してみないと見えてこない情報が多いからと言えます。取得する情報を固定してしまうと、想定していた結果しか見えず、新たな発見の機会に繋がりません。

 

取得の対象とされる情報の種類には以下のようなものがあります。

Webサイトのデータ

前述の検索で得られる情報の他、どの画面を見ているか?や、ショッピングサイトの場合は購入商品や購入時期、時間帯などの情報を蓄積することによって、効果的な販促活動や新商品の開発に活かせるのです。

センサーのデータ

最近ではIoT(モノのインターネット)というキーワードが流行っているように、パソコンやスマートフォンだけがインターネットに繋がるものという時代ではなくなりました。家電製品などこれまでインターネットとは無縁であったものを含め、様々なモノがインターネットと繋がっています。

 

代表的なモノにセンサー類があり、例えば、人の動きを取得し続けたり、農作物の状況を取得し続けたりと、人手を介すとコストに見合わない単調な情報取得もセンサーを使えば簡単であり、かつ、その情報がすぐにデータとして溜め込まれていく仕組みが提供されています。

SNSのデータ

SNS、つまり、TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSに投稿されているキーワードから流行りのものを取得する方法です。Webサイトよりも信憑性に左右されることも多いですが、世の中の流れを瞬時に見ることも可能になります。

ビッグデータを活用するためには「プログラミング教育」が重要

ビッグデータには「答え」がありません。日常の中で取得可能なありとあらゆる情報が蓄積されているだけで、その中からどのような活路を見出すかはデータを扱う側の力量にかかっています。

 

将来を担う子どもたち(もちろん我々を含め)がビッグデータを活用するためには、プログラミング教育の成果として求められる以下のような能力が重要となります。

問題発見能力

ビッグデータを活用する以前に「なぜデータの解析が必要なのか?」という問題意識が必要です。ビッグデータはあくまで蓄積された情報でしかなく、どうやって活用するかはデータの利用者次第です。

論理的思考力

問題を発見した次のステップとして「問題解決」の仮説検証や解決手段として「どのような情報が必要なのか?」を自ら定義する必要があります。

ICTの理解力

上記2つを見出した定義した場合でも「必ず必要な情報が揃っている」という保証はありません。そのためには「どうやって情報を取得するのか?」を考え、ビッグデータを取得する必要がある場合には「どのような機器やソフトウェアを使えばよいのか?」を自ら理解することが必要です。

 

これらの能力はすべて「プログラミング教育」を行っていくうえで養うことが可能です。いきなりすべてを理解するのは難しいですが、日常的に接していけば大きな問題でもないのです。

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