【Scratch3.0対応】Mac版 Scratchとmicro:bitを接続する方法

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プログラミング教育ツールとして様々なものが販売されている中、比較的簡単に購入できる「micro:bit」。

小さな基盤に様々な機能が詰め込まれており、かつ、拡張もできるという点がメリットです。また、制御用のプログラムも専用のツールが準備されています。

ですが、もう一歩踏み込んで、流行りのプログラミング用のツールである「Scratch」を用いてmicro:bitの制御をしてみましょう。今回はScratchとmicro:bitを組み合わせてプログラミングの準備をするための手順について解説します。

今回の解説で使用している環境

  • MacBook Pro(macOS Mojave)※画面をダークモードにしています
  • Scratch Desktop(Scratch3.0)※今回はオフライン版を使用した環境でチャレンジしてみたいと思います
  • micro:bit

インストール

1. Scratch Desktopのダウンロード

まずは、MacにScratch Desktopをインストールします。

以下のURLにアクセスしてインストール用ソフトをダウンロードします。

https://scratch.mit.edu/download

画面を少し下に移動すると「ダウンロード」ボタンがあります。

クリックしてダウンロードしてください。

2. Scratch Desktopのインストール

次に、Scratch Desktop-1.2.1.dmg(数字の部分は適宜変わります。本記事執筆時はバージョン1.2.1)をダブルクリックします。

Scratch Desktop.appをドラッグし、右隣にあるApplicationsにドロップします。これでインストールは完了です。

インストールが完了したら、Scratch Desktop-1.2.1.dmgは不要です。

まずは、デスクトップ上にある「Scratch Desktop 1.2.1」を2本指クリック(もしくは右クリック)し、「”Scratch Desktop 1.2.1″を取り出す」を選択します。

また、Scratch Desktop-1.2.1.dmgをゴミ箱に捨ててしまってOKです。

3. Scratch Linkのインストール

Macにある「App Store」を起動して、「Scratch Link」と検索します。

「入手」ボタンをクリックして、Scratch Linkをインストールします。

インストール後、デスクトップの上につぎのようなマークが出ていることを確認してください。

マークが無い場合は、Macにある「Launchpad」を起動して、Scratch Linkを起動させてください。

4. scratch-firmware-combined.hexのインストール

最後に、Scratchとmicro:bitを接続するための設定として「scratch-firmware-combined.hex」をmicro:bitにインストールします。

これはプログラムが書かれたファイルです。以下のURLからダウンロードしてください。

https://llk.github.io/microbit-extension/

 

次に、micro:bit本体を、USBケーブルでMacに接続します。

接続するとデスクトップに以下のようなMICROBITと書かれたアイコンが表示されます。このアイコンをダブルクリックしてください。

中身が表示されたら、先ほどダウンロードした「scratch-firmware-combined.hex」をドラッグアンドドロップでコピーします。

コピーが完了すると、以下のようなメッセージが表示されますが、エラーではないので安心してください。

これでインストール完了です。

MICROBITのアイコンを2本指クリック(もしくは右クリック)し、「”MICROBIT”を取り出す」を選択します。

※引き続き、作業を行う場合はこの作業をしないで次に次に進みましょう。

これでインストール作業は完了です!

Scratchにmicro:bitを接続する

1. Scratch Desktopの起動

まずは、Macにmicro:bitが接続されていることを確認します。

Scratch Desktopを起動して、左下にあるボタンをクリックします。

表示された一覧の中から、「micro:bit」を選択します。

デバイスの一覧が表示されます。一覧の中にmicro:bitがあることを確認し、「接続する」をクリックします。

「接続されました」が表示されたことを確認し、「エディターへ行く」をクリックします。

Scratchの画面からmicro:bitのブロックが選択できるようになったことを確認します。

 

2. 動作の確認

接続が確認できたら、試しにブロックの一覧から「ハートマーク」を表示するブロックをクリックしてみましょう。

micro:bitのLEDにハートマークが表示されるはず。これで完璧にScratchとmicro:bitの接続は完了です。

最後に、micro:bitのLEDが消えていないはずなので「画面を消す」ブロックをクリックして画面を消しておいてください。

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