【コンピュータが苦手な人向け】コンピュータに慣れるためのエクササイズ 7選

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「プログラミング教育は難しくない」、「ICTは簡単」、「慣れてしまえば問題ない」と言われているものの、やっぱり苦手意識がある方は多いはず。この記事を読んでいただいているあなたはいかがでしょうか?

 

もし「まだまだコンピュータは苦手」だという方は今回の記事を参考に少しでもコンピュータに慣れるきっかけを作ってみてください。

コンピュータに慣れていない方は「横文字が苦手」

これは絶対というわけではないのですが、筆者がこれまでコンピュータが苦手という方とお話をしてきて感じた傾向です。「横文字」と言っても多岐にわたるのですが、あなたの場合つぎの用語について苦手意識があるかどうかチェックしてみてください。

<グループ1>

  • テレビ
  • チューリップ
  • ドーナツ
  • ジュース
  • バイク

<グループ2>

  • DVD
  • ATM
  • CD
  • DNA
  • ETC

<グループ3>

  • パソコン
  • プログラム
  • ネットワーク
  • スマートフォン
  • データ

<グループ4>

  • IoT
  • クラウドコンピューティング
  • バックアップ
  • AI
  • アプリケーション

<グループ5>

  • Docker
  • ランサムウェア
  • Slack
  • ラウンドロビン
  • フレームワーク

おそらく、グループ3くらいまでであれば、なんとなく分かるものばかりだと思いますが、グループ4はギリギリ、グループ5は何のことやら・・・という状況ではないでしょうか。

 

プログラミング教育では、せめてグループ4までは自然と受け入れられるようになっておきたいところです。

 

もしあなたが、グループ3で限界。という場合でも安心してください、次にそれを解决する方法を紹介していきます。

コンピュータに慣れるためのエクササイズ 7選

さて、ここからコンピュータに慣れていくためのエクササイズを進めていきましょう。今回は、徐々に身体になじませるためのステップ順に紹介します。あなたのレベル感によって読み進めてみてください。

ステップ1:専門用語を見る

これは眺めるだけでOKです。覚えるとかではなく、あくまで視界に入れることからはじめてみてください。視界に入れるための手段も簡単です。コンビニの雑誌コーナーや、本屋の情報系のコーナーに足を運ぶだけです。手にとって読む必要もありません。

 

なぜ、手にする必要も無いかと言えば、用語が苦手な人がいきなり手を出した本が難し過ぎて挫折してほしくないためです。インターネットでの検索も同様です。検索した先に、関連する記事がズラッとら並んでいるだけでギブアップになってしまうこともあるため、本当に見るだけでOKです。

 

10回程度通ってみて、その場の雰囲気になんとも思わなくなったら、次のステップに進んでみましょう。

 

それでも慣れない場合は回数を増やしてみましょう。ポイントは、そのコーナーにいる人達と同様に「自分も用事があってここに来たぜ」感でいることです。

ステップ2:本屋にある書籍をチェックする

雰囲気に慣れてきたら、次は、もう一度本屋に足を運んでみましょう。今度は、書籍のタイトルをチェックします。まだ手に取らなくても良いです。

 

このステップでは「いま流行っているキーワードは何か」を把握することが目的です。まだ詳細は知らなくても良いですし、調べてみて「やっぱりわからない」という場合はすぐに調べるのをやめて、キーワードを把握に務めてみてください。

 

3つほどでも良いので頭に残るキーワードが出てきたら次のステップに進んでみましょう。

ステップ3:1つキーワードを挙げて調べてみる

先ほどのステップで3つ挙げたキーワードの中から1つ選んで、その意味を調べてみましょう。

 

ゴールは「人に聞かれたら”知っている”と返答できる」レベルに達しているかどうかです。詳細の解説については次のステップに任せるとして、まずは「知っていますか?」と聞かれたら「はい」と言える自身が持てるようになりましょう。

 

キーワードを調べる際には、詳細まで読み込まなくても大丈夫ですし、手段についてもインターネットを使うなり、本を読むなりでもOKです。本当に雰囲気がつかめていれば「はい」と言ってしまって良いです。

 

また、キーワードを調べていて「難しい」と感じたら、3つのうち、別のキーワードに変えてみましょう。3つとも難しい場合は、ステップ2に戻って別の3つのキーワード探してみてください。

 

これを繰り返しているうちに、徐々に自分自身のレベル感が見えるようになってくると思います。

ステップ4:1つのキーワードについて紙に書いてみる

ステップ3までは純粋に、横文字(ICT用語など)を身体に染み込ませるための、いわばインプットとするエクササイズでした。次からはアウトプットをしながら、同時にインプットを行います。

 

アウトプットの方法はとても簡単です。紙にキーワードについて調べた内容を書いてみましょう。

 

この時のポイントは、いかに自分の解釈で内容がかけるかということです。調べたままのキーワードや言い回しを使っても仕方ありません。

 

調べる際にも工夫が必要で、一つの本などに頼らず、複数の情報をまとめるように意識をしてみましょう。さらに、だらだらと冗長的に書いていても仕方がないので、文字数を決めておくと良いです(原稿用紙などあれば便利かもしれません)。

 

まとめ方としては、

  • 調べたキーワード:文字数制限なし
  • キーワードの概要:50文字以内
  • キーワードの詳細:150文字以内

これで400字詰原稿用紙の半分くらいですね。あとは、自身で読み返してみてしっくりくればOKです。

 

10回ほどしっくりくる状態を感じれば次のステップに進んでみましょう。

ステップ5:パソコンのメモ帳に書き出してみる

ここからやっとパソコンを使用します。もし、パソコンが無い環境の場合は、スマートフォンやタブレットでも構いませんが、極力パソコンを使用してください。やはり、パソコンとスマートフォン、タブレットでは使い勝手が違います。手始めにはパソコンにしておきましょう。

 

内容としては、ステップ4と同じ作業になります。紙に書き出す作業を、パソコンのメモ帳に書いてみましょう。メモ帳はシンプルな機能しかないものをオススメします。Wordなどの多機能なソフトを使うと、どうしても見栄えを意識してしまったりと集中できなくなります。

 

ここでのポイントとしては、調べた内容のアウトプットは、1ファイルにつき1つの内容にしてみましょう。作成してもすぐに消してしまう方もいらっしゃいますが、アウトプットしたファイルは自分自身の財産ですし、このエクササイズ全体が終わるまでは残しておいても良いでしょう。

 

こちらも10回ほどしっくりくる状態を感じれば次のステップに進んでも良いでしょう。

 

そして、この時点でパソコンを使いはじめているので操作に慣れることも忘れないようにしましょう。

ステップ6:Office系ソフトを使って清書してみる

もうひとつパソコンに慣れるためのステップを準備してみました。

 

基本はステップ5までたどり着けば良いと思いますが、さらなるステップを踏みたい場合はこちらにもチャレンジしてみましょう。

 

ステップ6ではOffice系ソフト(WordやExcel等)を使ってステップ5の内容を清書してみる作業です。

 

ここでのポイントは、自分意外の誰かに伝えやすく作成できるかです。もちろん、色にこだわっても書体にこだわっても構いませんが、本質としては「相手がそれを見て理解してくれるか」です。

 

文書を作成したら、印刷するまたは、データそのものを誰かに見てもらいましょう。

ステップ7:ブログを使ってまとめてみる

最後のステップまでたどり着けば、あなたにとってコンピュータは苦手なものではなく、かけがえのないものに変わっているでしょう。

 

本当はメールでも良いのですが、メールは受信する相手がいますし、受信するタイミングによっては迷惑をかけてしまうので、ブログの形式を採用しました。

 

ステップ5、6で行ってきた内容をブログ形式にしてまとめます。QiitaやGoogleブロガーなど、ブログ関連のサービスは多数ありますのでお好みのものを使ってみてください。

 

どれを使って良いのかわからない場合でも、まずはお試しで数日間使ってみて、難しいようであれば閉鎖してしまえばOKです。

 

ブログは不特定多数の人が目にする機会があります。少々、勇気もいりますが、最後は思い切ってチャレンジしてみましょう。

自分のレベルに合わせてゆっくりとやればOK

今回は、7つのステップに分けてコンピュータに慣れるためのエクササイズを紹介してきました。これは決してできないと恥ずかしいわけでもないです。あくまで操作に慣れるためのきっかけづくりなので、自分自身のレベルに合わせて適宜取り入れてみてください。

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