IPアドレスとは?ネットワーク上の住所をわかりやすく解説

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IPアドレスとは、ネットワーク上で機器を識別するための番号です。パソコン、スマートフォン、サーバー、プリンターなどが通信するとき、どの機器にデータを届けるかを判断するために使われます。

住所がなければ郵便物を届けられないように、ネットワークでも宛先を示す情報が必要です。その役割を持つのがIPアドレスです。

IPアドレスはネットワーク上の住所

Webサイトを見るとき、端末はサーバーと通信しています。このとき、データを送る相手と受け取る相手を識別する必要があります。

IPアドレスは、その通信相手を識別するための番号です。たとえば家庭のWi-Fiに接続したパソコンやスマートフォンにも、それぞれIPアドレスが割り当てられます。

IPアドレスがあることで、ネットワーク上の機器同士が正しい相手にデータを送れるようになります。

グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレス

IPアドレスには、グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスがあります。

  • グローバルIPアドレス: インターネット上で使われる住所
  • プライベートIPアドレス: 家庭内や社内ネットワークなど、限られた範囲で使われる住所

家庭のネットワークでは、ルーターがインターネット側にグローバルIPアドレスを持ち、家庭内のパソコンやスマートフォンにはプライベートIPアドレスが割り当てられることが一般的です。

この仕組みによって、複数の端末が同じインターネット回線を共有できます。

IPv4とIPv6

IPアドレスには、IPv4とIPv6という種類があります。IPv4は古くから使われている形式で、192.168.1.10 のように数字をドットで区切って表します。

一方、IPv6はより多くのアドレスを扱える新しい形式です。インターネットにつながる機器が増えたことで、IPv4だけでは数が足りなくなり、IPv6の利用が広がっています。

初学者は、まず「IPv4はよく見る数字の住所」「IPv6はより多くの機器に対応する新しい住所」と捉えるとよいでしょう。

IPアドレスはどこから割り当てられるのか

家庭や会社のネットワークでは、多くの場合ルーターが端末にIPアドレスを自動で割り当てます。この仕組みをDHCPと呼びます。

通常は自分でIPアドレスを設定しなくても、Wi-FiやLANに接続すれば自動的に通信できるようになります。ただし、プリンターやサーバーなど、いつも同じ住所で使いたい機器には固定IPアドレスを設定することもあります。

トラブル対応でIPアドレスを知る意味

インターネットにつながらない、プリンターが見つからない、社内システムに接続できないといった場面では、IPアドレスの確認が役立ちます。

端末にIPアドレスが割り当てられているか、同じネットワーク内にいるか、ルーターまで通信できるかを確認することで、問題の場所を切り分けやすくなります。

IPアドレスとドメイン名の関係

Webサイトを見るとき、通常はIPアドレスではなくドメイン名を入力します。たとえば、数字の住所を直接覚えるのではなく、分かりやすい名前でアクセスしている形です。

このドメイン名をIPアドレスに変換する仕組みがDNSです。ブラウザにURLを入力すると、裏側ではDNSによって接続先のIPアドレスが調べられ、そのサーバーへ通信します。

つまり、ドメイン名は人が覚えやすい名前、IPアドレスはネットワーク上で通信するための住所と考えると分かりやすくなります。

IPアドレスを確認する場面

普段はIPアドレスを意識しなくてもインターネットを使えます。しかし、接続トラブルやネットワーク機器の設定では確認が必要になることがあります。

たとえば、プリンターに接続できないとき、パソコンとプリンターが同じネットワークにいるかをIPアドレスで確認できます。社内システムにつながらないときも、端末に正しいIPアドレスが割り当てられているかを見ることがあります。

IPアドレスは専門家だけのものではなく、基本を知っておくとトラブル対応の見通しが良くなる用語です。

まとめ

IPアドレスとは、ネットワーク上で機器を識別するための住所のような番号です。グローバルIPアドレス、プライベートIPアドレス、IPv4、IPv6などの種類があります。

IPアドレスの基本を知っておくと、ネットワークの仕組みや接続トラブルを理解しやすくなります。IT用語の中でも、最初に押さえておきたい重要な言葉です。

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