【ICT初心者教員必見】知った雰囲気でいると役に立つキーワード5選
プログラミング教育が本格化し、教職員のみなさまだけではなく、児童生徒のご両親も情報収集に余念がないのではないでしょうか?実際のところ、日頃の教務が忙しくてプログラミング教育に関する情報なんて調べていられない!!というあなたのために知った雰囲気でいると役に立つキーワードを準備しました!
知った雰囲気でいると良いキーワード5選
以下に5点のキーワードの解説を記載しました。
なんとなく読んで雰囲気を掴んでおくと、プログラミング教育の会話がスムーズにできるのではないでしょうか。
また、次の章では、今回のキーワードを雰囲気で使いこなす事例もいくつか掲載しているので合わせて読んでみてください。
ICT
ICTは「Information Communication Technology」の略称です日本語に訳すと「情報伝達技術」や「情報通信技術」と呼ばれています。
類似したキーワードとしてIT「Information Technology」が挙げられますが、違いを示す明確な定義はありません。
ですが、ICTというキーワードはITよりも後発に登場しており、一般的にはITを発展させた用語としての印象が強いでしょう。
あえて区別をするのであれば「IT」は技術そのものを示し、「ICT」はその技術を使ったサービスや手段と考えても良いかもしれません。
クラウド
クラウドは読んで時のごとく、雲をつかむようなキーワードです。世間一般では広く受け入れられていますが、明確な定義は存在せず、有識者の間でもその定義には若干のばらつきがあるように思えます。
ざっくりと定義をするのであれば、「インターネットを介して利用するサービス」は大体クラウドと呼ばれている傾向にあります。
ですが、YahooやGoogleなどの検索サイトや、Amazonや楽天市場などのショッピングサイトはクラウドと呼ばれません。
一方で、GoogleのGmailや、AmazonのAWS(Amazon Web Services)はクラウドに分類されます。この時点で頭の上に「???」が出てしまう方もいらっしゃると思いますが、実際のところ明確な定義が存在しない証拠でしょう。
雰囲気わかるためには、つぎのように考えてみると良いです。
「これまでパソコンにソフトをインストールして使うもの」が「インストールせずに利用できるようになった」ものが「クラウド」です。
AWSは少々難しいので、Gmailを例に解説します。Gmailは、メールを送受信するためのクラウドのサービスです。
メールを送受信するためにはOutlookやThunderbirdといった「メールを送受信するためのソフト」をパソコンにインストールする必要がありました。これが、Gmailではインストールせずに、全てクラウド上で管理されています。「クラウド上」というのはインターネットで接続された先にある場所を示します。
LAN
LANは「Local Area Network」の略称です。インターネットと同じ意味合いで理解されている方も多いと思いますが、明確には違います。
電気に例えて言えば、インターネットは「電力会社の変電所」のように公共の場所を示します。
一方でLANは電線を引き込んだ先、つまり、自宅内や学校内を示しています。限定されて空間で使用するので「Local Area」という名称がついています。
LANの役割としては、学校内でインターネットが使える場所を作ります。つまり、電力を引いても分電盤やコンセントが無いと電気が使えないのと同様に、インターネットを使うための設定をしてくれているのです。
最終的にLANは有線または無線という方式でパソコンたスマートフォン、タブレットといった機器に接続されてはじめてインターネットが利用できるようになる仕組みです。
eラーニング
eラーニングは聞き覚えのある方も多いかと思います。
形態は様々なものがありますが、一般的には電子機器(または情報機器)を用いて学習を行うためのツールです。
パソコン上で動画や解説資料を閲覧しながら学習を進める形式が多く、どこでも学べるという利点があります。
一方で、自学自習に近い受講形式でもあるため、利用する側にとっては集中力が続かないといった課題もあるようです。
ですが、運営管理面では優れており、授業を提供する側から見ると、同じ教材を多くの児童生徒に提供できることから、授業クオリティを一定にできたり授業の進捗管理や理解度の確認まで一元化できるツールも存在しているため、対面での授業と上手く組み合わせることによって学習効果を最大限に得ることができます。
LMS
LMSは「Learning Management System」の略称で、生徒自動の学習状況を一元管理する仕組みです。
例えば、前述のe-ラーニングもLMSに内包されていることが多く、配信する教材内容の管理や、それらの学習状況、理解度テストや学習ドリルの配信などを統合的に扱います。
雰囲気を掴んだキーワード事例集
ICT
- プログラミング教育はICTを活用して行うもの
- ICTを活用すれば日常の生活が楽になる
- 日頃の教務を効率化するためにはICTが必要だ
クラウド
- データはすべてクラウド上にあるので安全、安心だ
- クラウドを活用することで、インターネットが繋がる環境であれば授業ができる
- 出張先でもクラウド上にアップロードした情報を使って打ち合わせをする
LAN
- 学校内の教室にはLANが設置されているので、どこでもインターネットが繋がる
- 学校内のLANは無線LANにしているのでパソコンだけではなくタブレットでもインターネットに繋がる
- 学校内の情報にアクセスするにはLANに接続していないとダメだ
e-ラーニング
- 授業の一部をe-ラーニング化することによって、児童生徒全員に同じクオリティの授業が提供できる
- e-ラーニングはインターネットを利用するため、学校内の無線LANの配備が急務となる
- e-ラーニングを導入することによって学習状況の管理がしやすくなる
LMS
- いままで紙に記録していた児童生徒の学習状況をLMSで統合的に管理する
- LMSを使えば児童生徒の学習スピードや得手不得手が見える化できる
- LMSを使えば面倒な集計作業などの手間が無くなり、やるべき校務に集中できる
キーワードに明確な定義が存在しないという共通点
今回紹介したキーワードには、明確な定義が存在しないことにお気づきでしょうか(強いて言えばLANは定義がわかりやすいですね)。
プログラミング教育やICT関連の用語は、流行り廃りも早く、明確な定義の無いまま新しいサービスが次々に提供されていたりする状況です。そのため、今回はそんな流れに載ってもらいたく「雰囲気で理解」することを協調してみました。
リクエストがあれば今後も雰囲気解説を書いてみたいと思います。