【苦手を克服!】プログラミングが苦手なのですが大丈夫でしょうか?【プログラミング教育】

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プログラミング教育必修化で、高校、大学を問わず、義務教育においても「プログラミング」を導入する流れが来ています。もともと、プログラミングの何たるかを理解いただいている方にとっては、教育の手段が増えたという感覚だと思います。一方で、説明会や勉強会、本を読んでみたはいいけど、まったくイメージが湧かない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

今回は、準備はしたいけど「プログラミング」って。。。と、いう苦手意識を持っているあなたに、克服するためのポイントをレクチャーします!

根本から理解したいと思わなくて良い

プログラミング教育には大きく分けて2通り、「情報」を扱う科目と、「過程」を取り入れる科目に分けられます。

 

もしあなたが、前者の科目を担当する場合は急いで扱う分野が学べるプログラミングスクールに通うことをオススメします。1年もあれば、そこそこの知識は習得できると思います。スクール選びのポイントは無料スクールに通わない方が良いです。本気で学ぶ覚悟があるならば、多少のコストは支払ってでも有料のスクールに通うべきだと思います。

 

次に、もしあなたが、後者の科目を担当する場合は、特別スクールに通う必要はありません。

 

そもそもとして、後者の場合は、現行の科目に「プログラミング」の要素を取り入れることが求められます。そして、この「プログラミング」の要素というのは、プログラマやシステムエンジニアが扱うプログラミング言語ではないことをまず念頭に置きましょう。なので、あなたはプログラミングの根本から学ぶ必要はありません。この時点でかなりの安心感があるのではないでしょうか?

 

学ぶべきは「過程」

プログラミング教育を準備する際に重要なポイントは「過程」つまり「プロセス」です。

 

新しい学習指導要領では、「論理的思考力」を養うことを目的としています。よく、ロジカルシンキングという言葉でも称されますが、この記事を読んでいただいているあなたはもしかすると、プログラミングと同様にロジカルシンキングも苦手な横文字なのではないでしょうか?

 

ですが、安心してください。「論理的思考力」は全て考える「過程」です。

 

「過程」は日頃あなたが頭の中で考えていることそのものです。本サイトでもフローチャートなどを題材にして過程をどのようにして教えるか or 考えるのかを紹介していますので、是非参考にしてみてください。

 

とにかく最初は、これまでの教え方の中に「過程」という要素を取り込めば良いとだけ理解しておきましょう。

学び方は学年に合わせる

ここまで読んでいただいたあなたは、「これまでの授業に過程の要素を取り入れれば良い」としっかりご理解いただけたと思います。あとは、学年に合わせて教え方を変えていけば良いのです。

 

例えば、小学校の授業に取り入れる場合

 

  • 小学校低学年:アンプラグド教育(紙やカードなどを使って教育する)
  • 小学校中学年:擬似言語教育(Scratchやマインクラフトなどのプログラミング言語ちっくなものを題材に教育する)
  • 小学校高学年:ロボットプログラミング教育(ロボットへの指示をプログラミングしたり、Raspberryなどのハードを使った教育)

 

もちろん、上記はあくまで一例ですが、担当する学年に合わせて方法は変えていく必要があります。

是非、ご自身にあった準備の仕方で本番を迎えてみてください!

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